松本
ノマド的節約術の松本です。
さがやん
アシスタントのさがやんです。
松本
よろしくお願いします。
さがやん
節約チャンネル、登録者数が2万人突破しました!(パチパチパチパチ…!!)
松本
嬉しいですね。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
さがやん
実は1万人突破したときには、松本さんは一体何なのか、どうやって今、ここに至ったのかというところを解剖していこうということで過去のお話を聞かせていただいたんですよね。結婚や子供ができたこととか。
松本
会社を辞めた前くらいのところですね。
さがやん
で、注文住宅を買おうとしてるところで会社を辞めたというすごいところで話が終わっちゃったんですけど。
松本
(笑)
さがやん
今回は2万人を突破したということで、会社を辞めてからの、登っていく流れのところの苦労したときのお話を聞かせていただければと思います。
松本
ハイ。
▼動画を見るにはこちら(公開日は2019/12/22)▼
目次
自分の心を守るために会社を辞めました
さがやん
会社をやめるときは抱えてるものもあったと思うんですけど、今後の不安はなかったんですか?
松本
ありますよそりゃ。でも自分の心を守らないといけないので。
さがやん
それを優先して仕事をパンって辞めたんですね。
松本
やりたいことをやるために動き出した感じですね。
さがやん
ぶっちゃけた話、当時の貯金ってどのくらいあったんですか?
松本
600万くらいあったんかな。
さがやん
おおっ! 結構貯めてましたね!
松本
そんなに使うことがなかったので。
土地を買って貯金をほぼ使い切る
さがやん
多少生きていけるだけの貯蓄はあったわけですね。
松本
あったけど、土地を買うので貯金をほぼ使い切りました。
さがやん
ちょっと待ってください。(汗)それは会社を辞めた後? 辞める前?
松本
辞めるころですね。
さがやん
土地を買って仕事辞めて……。土地買った!仕事辞めよ!とはならないですよね? お金なくなったんじゃないですか? 仕事辞めたときにはもう貯金ないんですか?
松本
ゼロということはなくて、200万くらいはたぶんあったと思います。1年もつかな?っていう。買って引っ越すまでの間に半年くらいあったんですよ。家ができたのが2011年の年末くらい。
さがやん
会社辞めたのは?
松本
2011年5月です。家造りに関する打ち合わせをやり始めて、いよいよ工事を始めようかっていうときに会社を辞めたんですよ。
新サービスをつくっても誰もアクセスしてくれず……
さがやん
その時の自分の中での計画はあったんですか?
松本
ないっすよ。
さがやん
あれがしたいとかっていうのは何かありましたか?
松本
Webサービスの会社をつくりたかったんですよ。その広告収入で食べていければな、というのは会社員のころから思ってました。
さがやん
そんなにすぐ会社をつくれないですよね? すぐにマネタイズできないですよね?
松本
作るのはすぐできても、マネタイズできないですよね。CDのジャケットを評価するというサービスを作ったことがありましたね。5段階評価で。
さがやん
なかなか渋いサービスですね。
松本
誰もアクセスしてくれなかったんで。
さがやん
……なるほど。
松本
ほかにもなにか作った記憶はあるけどお金にはならなかったですね。
モノをとにかく売りまくる!
さがやん
着々と貯金は減っていくわけじゃないですか。どうしてたんですか?
松本
生活費が減っていくので、それをゆっくりにしないとって思って、とにかく固定費を削りました。月々のネット代で安いのを探したり。最初の1ヵ月は自分の実家に住んで、次に奥さん側の実家で暮らしたり。
さがやん
マスオさん状態。
松本
仕事しないマスオさんですよ。(笑)
さがやん
メンタルがやばいですよね。とてもじゃないけどようやらんわ。(笑)
松本
そしてパートで、高校にいって情報処理関連のサポートをしてました。時給900円で、100回行って終わりっていう契約で。その間にWebサービス作ったりブログ書いたり。会社辞めたタイミングでノマド的節約術を始めてたので。
さがやん
へ~~。
松本
あと片っ端から引き払った家の荷物を売りまくってました。電子レンジとかガスコンロとか、ヤフオクやAmazonマーケットプレイスで売ってました。布団とかまくらとかCDの棚とか。
さがやん
とりあえずしのげると。
松本
多いときは10万円くらい入ってきてたんで。入ってこない仕事に対して期待してもしょうがないから、減るペースをゆっくりにして下積み期間を長くしたほうが生き延びれるんじゃないかと思ってたんですよ。
ブログの収入は月1万
さがやん
それで新居に引っ越すんですよね、ついに。
松本
2011年11月ですね。そのときはモノを売りまくったから持っていくものはあまりないですね。
さがやん
その時点でマネタイズできたものって……。
松本
なにもないですよ。その当時もまだ再出品してモノを売ってました。片手間で画面を見ずに出品してましたよ。そのころブログをコツコツやってて、半年くらいやって月1万円くらい入ってくるようになったんですよね。これはいけるんじゃないかとなんとなく思いました。
さがやん
じゃあそこからどんどんブログの方に。
松本
そうでもないんですよ。やったからといって比例するものでもないし、Webって。
さがやん
月1万円じゃ生活できないですよね。
松本
パートが終わる頃なので、いよいよ焦って。冷蔵庫とか洗濯機も買わないといけないので、いよいよサラリーマンに戻ることをちょっと考えたんですが、その頃専門学校の同級生が仕事をくれたんです。
さがやん
ほお~~。制作系の?
松本
PHPでシステム開発するような仕事で40万円なので、やっと生き延びれるなと。でも入金は4ヵ月後だったのでそこでフリーランスの厳しさを初めて知りまして。あとは自分で仕入れて売るというのをはじめました。
さがやん
せどりですか?
松本
そうです。アイドルのCDとか。ブックオフで探して。1,000円の儲けが出ればいいほうですね。
さがやん
それをいっぱいやって。
松本
100件もチリツモで、10万円の利益出るんで。
さがやん
100件やるのも大変ですよね。
松本
朝のルーティンはヤフオクの発送でその間にコーディングの仕事を受けたり。2012年にはいろんなコワーキングスペースに行ってそこで仕事をもらえるようになってきました。2013年の夏くらいからブログでいけるようになりました。
ブログの収益が徐々に上がりだす!
さがやん
そのころブログってどのくらいの額だったんですか?
松本
月々20万いけたらいいっていう。
さがやん
20万円を突破したのが2013年8月。
松本
月々20万あればフリーランスやっていけると思ったんで。ブログで行ける前に、せどりでも20万以上利益がでるようになって。
さがやん
20万円に至るまでのブログを書く上での積み重ねでいうと、記事はどのくらい書いていたんですか?
松本
2年で500記事くらいかな。
さがやん
2日に1回以上は書いてたってことですよね。100記事とか30記事とかでもウン十万稼ぐ人もいることを考えると、それはものすごい積み重ねなんですよ。続けてきたってすごいですね!
松本
いくつかの記事があたってそれがたまたまGoogle検索でかかるようになって。クレジットカードの記事とか。自分がめっちゃ使ってたから。けっこう熱く語る感じで書いてたら上がってきたんですよね。
さがやん
ここの根底にあるのって松本さんのどん底時代ですよね。
松本
背水の陣。(笑)
さがやん
背水の陣からの経験が結局は役に立つというのはそういうところから来てるんですね。めっちゃしんどい実体験から。
松本
1円単位で節約しないと生きていけないですよ、当時は。自分でも忘れるくらいのいろんなことをやってきましたね。
生きる上で大事なことは?
さがやん
生きていく上で一番大事にしてることって何かありますか?
松本
生活費をとにかく下げたんですよ。生活費がわかってたら楽じゃないですか。その最低限必要な額を稼げばとりあえず生きていけるので。いくら必要なのか正確に把握してたら安心して行きていけますね。
さがやん
そこから逆算してやるべき事を考えてってことですね。
松本
むやみやたらに働いてもお金が残らなかったらしんどいんで。
さがやん
以前この番組でも紹介したんですが、松本さんのドキュメンタリーがあるので、そちらもぜひ観てほしいですね。
松本
ぜひ観ていただきたいです。
さがやん
2万人突破記念ということで半生後編をお送りさせていただきました。
松本
独立してから下積みについての話をしてきました。チャンネル登録もお願いします! ありがとうございました。
さいごに:この動画を書き起こした人の感想
チャンネル登録者数1万人を突破したときに語られたのは、松本さんが仕事を辞めるまでのお話でした。
順調に2万人を突破して、ついに待望のその後の展開が語られました!
仕事を辞めた頃は、特に次の仕事は決まっていなかったそうですが、ブログを書いていたり、家中のモノを売ってみたり、まさに「ノマド的節約術」を地で行くような生活をされていたのですね!
松本さんの実体験があるからこそ、「ノマド的節約術」はリアルに役立つ情報が満載なことがよくわかりました。「自分が最低限いくら必要なのか把握する」というのもとても大事なことだと思いました。
それにしても、どん底生活といいながらもあまりツラそうではない松本さん、メンタル強すぎです。そんなタフなところもぜひ学びたいですね。
3万人を突破したときには、どんなスペシャルな話が飛び出すのか、とても楽しみです!
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